お知らせ

「口腔ケアについて」

今回は「口腔ケアについて」と題して、鴻池荘訪問リハビリテーション部
言語聴覚士 曽山 茂人さんに講師をお願いしました。
 口腔ケアの大切さ、口腔ケアの目的や方法について知識を深めてもらう必要があると感じ、今回の研修を開催させて頂きました。
 まず初めに、口の中の歯垢1グラムの中には細菌が100億個いると言われ、この細菌(歯周病菌)が歯肉炎、出血等で血管に入る事により心筋梗塞、心弁膜症や狭心症を発症させることがあるというお話しから、口腔ケアを行う事で疾病予防や健康保持・増進が図られ、生活の質の向上に?がるという事を教えていただきました。
 そこで、口腔ケア(ガーゼ清拭・スポンジブラシ)を行う際のポイントとして、

1.始める前の声かけ
2.無理にすすめない
3.口唇や口腔内が乾燥していたら湿潤に気をつける
4.まずどこから磨いていくのか分かってもらう
5.随時、痛みなど不快な刺激がないかの確認を行う
6.適宣、休憩を促す

と、重要ポイントを教えて頂きました。

寝たきりの方に口腔ケアを行う際の注意点として、安楽なポジショニングを行い、安心できる声かけと共に、ご利用者に見えるように歯ブラシを水平に保ち、これから行うことを認識して頂いてから始めることが重要だそうです。また、口を閉じ構えてしまわれるご利用者には、唇に歯ブラシの背を当てて待っていると、強張りが取れるというポイントも教えて頂きました。
実技を体験したヘルパーからは、「気持ちよかった」「もの足りなかった」「やはり自分で磨くのが良いと思った」との感想と、「手加減してくれている様子だったので、この程度で磨けているのかな?」等の疑問の声と、「怖いと思った」と言う意見も多数ありました。

  今回の研修で得た知識と口腔ケアの重要性を理解したことで、ご利用者・介護者さんに口腔ケアの大切さをお伝えすることが安心して口腔ケアを受けて頂く事につながるのだと再確信しました。