お知らせ

第65回ヘルパー研修会

社会参加や自立支援を図る目的で、外出支援やそれに係る移乗支援を必要とする方が多くなってきています。そして、そのほとんどが、車椅子や杖などの補助用具を使用されています。
 今回は、外出時に自宅から車までの移乗・移動を安心且つ安全に行えるよう、「移乗」と「移動」について勉強会を行いました。

 初めに、移乗については、ご本人が自分で出来る動作は、声かけにより行っていただくことで、何よりご利用者自身が安楽であることや、ベッドから車椅子への移乗時には、てこの原理を使い、体重移動を活用することで、職員の身体的な負担も少なくて済む介護技術の復習を行いました。車椅子を使っての移動介助では、屋外で、段差・砂利道・緩やかな傾斜・狭いスロープ・鋭角な道を想定し、介助する側とされる側に分かれ体験をしてもらいました。この体験では、「小さな段差や長い傾斜は前向きだと前方に倒れそうになってしまうのが怖かった」「砂利道は前向きで進むと途中で前輪が沈んでしまい動けない」「安心出来る様な声かけをしてくれると、そんなに怖くはなかった」との意見があがり、介助の方法・車椅子の取り扱い・ご利用者に対する気配りと心遣いの大切さにあらためて気づきがあったのではないかと思います。

 研修後のレポートでも、「自分が歩いている時は気がつかなかったが、溝やゆるい坂・小さな段差は車椅子の方にとっては危険!今日学んだ事を活かし、より安全に介助できるよう努力していきたい」という振返りがあり、今回の研修を通して介護技術と同じぐらいご利用者に安心していただける声かけが重要になってくるという事が再確認出来ました。

 これからも、より良いケアが提供できるために、日々の振返りを心がけ、気づきを大切にしたいと思います。