お知らせ

車椅子の安全確認

今回の研修会は車椅子の安全確認というテーマで行いました。
日頃行っているケアに慣れて注意を怠ってしまっていることがないか、周囲に気配り目配りができているかを再確認する為に行いました。
利用者役、介助者役でロールプレイを行いました。前回とは違い今回は品のあるロールプレイでした。(笑)

基本的な注意点として

①狭いところを通るのに肘が車イスから出ていないか。

②足がフットレストから落ちていないか。

③服やかばんが車イスに巻き込まないか。

④止まった時はブレーキをしているか。

⑤段差の時衝撃をあたえず介助できているか。

⑥どんな介助を行うにも声かけを行っているかなどふまえ行いました。

ほとんどのヘルパーさんが注意点に気付きましたが、意見の中で、「今までは、始めに確認すれば大丈夫だと思っていた」「段を下がっても足がフットレストから落ちていないかの確認はしていなかった」と言われるヘルパーさんもおられました。

 また「動作時の声かけを都度はしていなかった」などの意見もあがり、ちょっと意地悪ですが実際に体験してもらい、声かけの必要性などを理解していただきました。

 実際に声かけ無しに段差を降りて頂くと「わぁ~」と言う声を出されるヘルパーさんや、車イスをしっかり握っているヘルパーさんがおられ「こんなにビックリするとは思わなかった」という感想が聞かれました。
 また他に、『病院の受付に診察券を渡す時の車椅子の置き方について』車椅子を正面につけるヘルパーさんが多いと思います。でもご本人の健側を受付の横につけることにより、診察券を渡し、受付の方と話したり、会計を行ったりとご利用者自身でできることが増えます。
 利用者さんの出来る事を増やすも減らすも、介助者側の配慮に関わってくると思います。

  今回の研修では、『車イスを押す』といういつも行っている介助の何が難しいの?と思っているヘルパーさんが多かったと思います

しかし、一つ一つの何気ない介助ほど注意しないと、「少しの間やから、ちょっとだけだから・・・」という気のゆるみが大きな事故につながる事を再確認して頂けたと思います。

  最後に車イスで段を上ったり下ったりの実習をしていただきました。コツをつかんでいないヘルパーさんは、「落としてはいけない!」その気持ちが力任せになっているように感じました。操作方法を伝え、再度行って頂いたところ「軽い!力いらないですね!」などの声が上がっていました。

 車イスに座って体験しているヘルパーさんからは、「不安を持ちながら介助しているのか、自信を持って介助をしているのかが分かる」という感想がありました。全員が自信を持ってケアができるようみんなで頑張っていこうと思います。

  今回の研修でも「実際に体験しないとわからない!」との意見がありましたので、今後はどんどん体験できる研修を行おうと、ひそかに考えています。(笑)