地域ケアセンター 活動報告

通所リハビリで行われるリハビリテーション~SFR(シニア・フィットネス・リハビリテーション)とは~

平成23年2月16日鴻池荘1階ホールにて、岩田理学療法士より「通所リハビリで行われるリハビリテーション」~SFR(シニア・フィットネス・リハビリテーション)とは~という内容で公開研修会が開催されました。
今回は、90名を越える参加人数で、地域の各専門職の方の今回のテーマに対する関心度が高いことがうかがえました。

 SFRは、「高齢者の健康を再構築する」という意味で、要支援・軽度要介護者に対して、いろいろな器具を使って軽い負荷で全身の使っていない筋力を動かし、更に「自己意識を促して行動変容を起こすきっかけとなる」ということでした。しかし、「リハビリをして、自信がついて、家でも運動をするようになった。」というような行動変容を起すのは容易ではありません。ではどうすれば行動変容を促せるか?について、リハビリによる成果を自分で記録し、自身の変化を知る(セルフモニタリング)・その変化に対してスタッフや他者から賞賛すること(オペラント強化)等の働きかけが大切であるとの事でした。

 具体的なプログラムは、ボールやスリング、セラピーバンドを使って行う、「集団プログラム」とマシンやエアスタビライザーなどを使って個人で行う「サーキットプログラム」があり、それぞれ利用者の特徴にあわせたプログラムを選択して頂くそうです。

 会場では前半と後半に分かれて、フィットネスインストラクターの中川氏の指導の下、実際にご利用者がしておられるメニューを体験しました。
簡単に見えるセラピーバンドでも、参加者の中には、途中でくじけそうになる方もおられましたが、中川氏の「利用者さんもされてます~」という声かけに、大きな笑いと、「頑張らないと」という気合が感じられました。
そんな楽しい体験の中でも、ご利用者の方がSFRで感じる行動変容の意味が分かったような気がします。リハビリは辛いもの、しんどいものと思っている利用者の方に、達成感や自信、喜びや主体性、生きがいなどを感じて頂ける「生活の再建」という目的をケアプランに反映させていきたいと思っています。