地域ケアセンター 活動報告

「福祉用具の最新情報と活用法の紹介」

地域ケアセンターでは、21年度第1回目の公開研修会を4月18日に開催致しました。
 今回は、(株)ヤマシタコーポレーション奈良営業所 と TOTOエムテック(株)の協賛により、福祉用具に関する内容でした。参加人数は、75名で、外部事業所からも多数のご参加を頂きました。
  研修内容は、21年度の介護報酬改定に伴う福祉用具の種目の見直しとその活用法についての説明でした。研修会の時点では、最終の通達がされていなかったこともあり、方向性の話が中心でしたが、追加や見直しが検討されている福祉用具を、状態像に合わせたわかりやすい説明であり、今後、ケアプランを見直すための参考になりました。
  さらに、今回は、起き上がり補助装置や階段移動昇降用リフトなど、機器の説明を受ける機会の少ない福祉用具の注意点や利用のポイントなどを詳しく説明を受けることができました。最後には、昇降便座や浴室リフトなどの体験をすることで、より利用者の立場になって考えることができました。
  福祉用具とは「日常生活上の便宜を図るための用具及び機能訓練のための用具であり、日常生活の自立を助けるためのもの」という定義がありますが、数ある福祉用具をその方にあった形で活用することで、少しでも利用者の自立を支援できるように努めたいと改めて感じました。