地域ケアセンター 活動報告

「訪問リハビリとケアプランの関連付け」

10月15日に第7回 公開研修会を『訪問リハビリとケアプランの関連付け』というタイトルで研修会を行ない、多数の方々に参加していただきました。
 研修内容としては、「H19年の診療報酬改定によって、入院期間が短縮されつつあるなか、ケアプラン作成にあたり個々の障害像を把握し、個別性のあるケアプランの作成が必要となってくる。その為にも、地域で関わる関連職種の方々が連携を取り合って、情報提供を行なっていく必要性がある」という事を話させていただきました。
  また、事例を通して、身体機能面の状態、精神面の状態を考慮した上で、ケアマネジャーと連携を図りプランの見直しを行い、引きこもり傾向であった方を通所リハという社会資源への参加を可能にした事例を画像などを交えながら報告させて頂きました。
 その中で、ケアマネジャーが関連職種と情報を共有しながら、ご利用者個人の性質(身体機能・精神面など)や生活パターンなどを把握し、どのような目的を持って、どのようなサービス提供するかを考慮してケアプランを作成し、そして、そのプランに基づき訪問リハビリでは、「生活機能への取り組み(生活場面を想定して訓練の遂行)から、社会参加(通所系サービス、趣味活動等)へ繋げていくということを目的としてサービスの提供を行っている」ということを紹介させて頂きました。
  今回の研修会を通して、利用者さんを取り巻く各関連職種の方々が積極的な連携を図り、より効果的なサービスが提供できればと思っています