地域ケアセンター 活動報告

第4回 ごせ塾のご報告

7月31日(火)第4回ごせ塾を開催しました。暑い中、17名の方がご参加してくださいました。生活・介護支援サポーター養成講座で一緒だった方同士が再会され、楽しそうにお話している姿もあり、つながりが生まれてきている様子が嬉しく思いました。
 今回は、トリックアートを使って「視覚の錯覚」と「思い込み」を体験しました。
周囲の色や情景で同じ色が全く違う色に見える「錯覚」を体験しましたが、「実は同じ色なんです」と説明をされて、色を比較した図を見せてもらっても、「そんなはずないわ~」という声も上がり、私自身も「固定観念」や「決めつけ」「思い込み」の危険性と、もう少し受け入れる柔軟性が必要だと感じました。
グループワークでは、前回に紹介した事例を基に認知症の方を地域で支えるために自分たちが何ができるかについて話し合いました。
「今は、個人情報保護の問題やプライバシーなどから、なかなか関わることが難しくなっている」という意見もありましたが、現在、見守り活動をされている生活支援サポーターの方から「将来、自分たちがリタイヤした後も受け継いでくれる地域になってほしい。そのために今は見守り活動を行っている」といった意見が出されました。
「今、どうすればいいか?」ということに目を向けていた私たちに、「これからのことを考えて、今、何が出来るか?」という気づきを投げかけて頂き、参加者と「今、私達ができること」を共有することができたグループワークでした。
御所塾の最後は、いつも車いす操作の実習を行いますが、今回も、初めて体験される方を中心に実習を行いました。