地域ケアセンター 活動報告

3月「音楽療法ってなに?~音楽のもつ力~」

3月の健康教室は3月21日(土)鴻池荘で 音楽療法ってなに?~音楽のもつ力~とのテーマで鴻池荘 リビリテーション部 清藤 怜子作業療法士よりお話をしていただきました。

はじめに、音楽療法の定義として、音楽のもつ生理的・心理的・社会的働きを、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上に向けて、意図的、計画的に活用して、行われる治療技法が音楽療法との説明がありました。

音楽の持つ生理的作用として、「1/f ゆらぎ」は人に快適感を与え、そよ風、小川のせせらぎ、ろうそくの炎、脈拍の間隔、美空ひばりの歌声、などが1/fのゆらぎとされているそうです。今回は、先ず、自分の脈を図り、癒しの音楽を聞き、再度脈を計りました。結果、同じ脈数の人やゆっくりになった人、早くなった人もいました。これは音楽を聴く時間が短かったこともありますが、音楽の趣味・嗜好にも個人差があったためだと思います。

次に心理的作用として、出来事と音の印象と感情はとても強い記憶のつながりを作っているとのことでした。 「ふるさと」の曲が流れたとたん、皆さんが歌を口ずさみ、「世界の国からこんにちは」では、1970年大阪で開かれた万博を思い出し、「マーチ」を聴くと運動会などで、皆一緒に行進した事を思い出します。「ソーラン節」はニシン漁での疲労や眠気を吹き飛ばす為に励ましあって作業をする時の歌でもあり、音楽は皆との一体感やコミュニケーションを促進する社会的作用があります。「炭坑節」が鳴ったとたん踊りたくなったのは私だけではないと思います。ラジオ体操の音楽も同じでした。音楽には運動を誘発する働きもあるそうです。歌体操や歌指体操は身体的なリハビリ・脳リハビリ・介護予防の効果があるそうです。

最後に「二人は若い」の歌を歌いながら体を動かしました。日常生活はもちろん医療やリハビリでも活躍している「音楽療法~音楽のもつ力~」を皆さんと楽しく体験しました。
参加して下さった皆さんから、「夜寝る前に歌を歌っている。これからも歌いたい。」「「ふるさと」は大好きな歌で昔のことが懐かしく思い出される。」「楽しかった」などの感想を伺うことが出来ました。

4月の健康教室は、
4月18日(土)10:30~池之内区公民館で

「血圧・体温・脈ってなんのサイン?」とのテーマで、御所訪問看護ステーション 森田看護師よりお話を伺います。
皆様お誘い合わせの上、是非ご参加下さい。