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今月のコラム

回復期リハビリテーション病棟にも「看護必要度」導入


社会情勢の急激な変化、医療を取り巻く環境(病院のあり方・また医療従事者のあり方など)の変化、また、社会保障制度などの問題も浮き彫りになっています。医療費・診療報酬の問題はここ数年のマイナス改定から来年度の診療報酬改定は若干プラス改定の動向が見えてきたようです。

2006年3月から入院基本料に関する改定の中で施設基準において救急病棟の重症度・看護必要度は必須用件になっています。人数さえいれば高い診療報酬が与えられる方式の7:1看護は検討されなければならない問題となっています。本当に患者が必要としている看護師の数は何人なのか・・・。 

回復期リハビリテーション病棟では、脳血管疾患または大腿骨頸部骨折などの患者さんを対象に寝たきりの防止・家庭復帰・社会復帰を目的としたリハビリテーションを行います。それぞれの患者さんの状態・退院後の生活環境等に合わせて各専門スタッフとチームで集中的に取り組んでいます。その取り組みの結果、どれくらい在宅復帰できたのか、どれくらいADL(日常生活動作)が改善されたのかなど評価の対象になります。「在宅復帰率」と「日常生活機能指標(以後、看護必要度)」が用いられることになりました。

先日「看護必要度」の評価者研修に2人参加しました。資料はある程度読んで参加しました試験の例題はなかなか難しかったです。2人とも合格したものの、これから当病棟で研修をするのはかなり大変だという印象です。「看護必要度」の考え方は入院患者さんに提供されるべき看護の量を看護サービス提供時間の程度によって表されます。患者さんがどの程度サービスを必要としているか判断され、必要なところに必要なだけの看護師を配置し、患者さんに満足のあるサービスが提供できます。

今まで決められた人数で忙しく対応してきた現状があり、やっている看護が反映されれば幸いかと考えます。しかし、ADL評価はBI(バーセルインデックス)やFIM(機能的自立度評価)を使用しているが更に看護必要度のチェックとなると記録の整備と研修が必須となります。4月に向けてチームで一致団結して取り組まなければなりません。すべての項目チェックは証拠となる記録があることを前提とされます。記録とは、診療録・看護記録・経過記録・指示書・体温表・クリニカルパスなどが含まれます。誰が評価しても同じ評価になるようにまず研修!!

(文)中村 悦子



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