卒業直後から患者さんを担当するのが不安…先輩セラピストに聞きにくい…何をすればよいのかわからない…といった声を耳にすることから、「職場に教育体制が整っていること」をめざして、研修体制の整備に取り組み続けています。
クリニカル・クラークシップの考え方を土台に、指導セラピストの業務へ段階的に参加しながら、院内のルールや、リハビリプロセスについての知識・技術・考え方を習得します。
現場での具体的・実用的指導を中心に研修をすすめ、段階的に症例を担当していきます。
リハ専門医と、診察・画像データなどを踏まえ、訓練リスク・訓練方法、治療方針などについて検討しています。
各専門職の外部講師から、評価・技術・方針などの、更に踏み込んだ部分の指導を受けられます。
各部門の管理職から、よりきめ細かな助言を受けられます。
リハビリチームとして、医師・看護師・ケアスタッフ・社会福祉士・栄養士・リハ職が生活全体にわたるリハ計画の進捗状況と今後の方針の確認・意思統一を行います。
各病棟との連携やリハ実施上の問題点や課題について検討し、より効果的な連携の実現を目指します。
義肢装具士を交え、各種補装具・車いすなど、ご本人による使用場面のデモンストレーションを交えた検討会を行います。
住宅改修や福祉用具の購入に際して使用場面の動画から、各寸法・物品の選定・改修後のフォローアップを含めて検討会を行います。
リハ専門医による、VF動画の検討会を実施しています。より専門的な視点を養い、臨床に活かしていきます。
活動内容や、患者さんの様子・介入方法の統一などを話合います。
症例について討議し、他セラピストの視点や考察にふれ、臨床に活かします。訪問や老健と合同でも行い、視野を広げます。
各セラピストが興味のある英文献を和訳して発表し、海外の知見・他部門の知識に触れます。
1年目セラピストを対象にリハ医療で必要な知識についての講義を開いています。
各部門、多数の実習生を受け入れ、臨床教育のスキルアップにも励んでいます。 「教える」ことは、知識・技術のブラッシュアップにもつながります。
各部門チームごとに研究発表
日々の臨床現場の疑問に対する取り組み成果等をまとめステップアップ!
法人内の様々なリハビリ部門を経験していただくことで、視野の広い、バランスの取れた専門職を育成していくことを目指しています。