お知らせ

「食中毒と感染症について」

これからは、雨が降りジメジメとした日が続いて食品が痛みやすい時期であり、朝夜の気温差が激しくなり体調を崩しやすい時期でもあるかと思います。
そこで今回はこの時期に油断するとかかってしまうかもしれない食中毒の研修と最近よく耳にするインフルエンザ(感染症)の研修をしました。
  食中毒では「O-157」「サルモネラ菌」「黄色ブドウ球菌」「腸炎ビブリオ」この4つの食中毒菌を取り上げ、ヘルパーとして知っておくと役に立つ、菌の特徴・原因食材・予防方法を勉強しました。
 菌の特徴として、加熱すると死滅する菌・流水に弱い菌等がありますが、普段は何気なく行っている調理手順でも、菌の特徴を知ることにより、改めて調理援助での注意が必要であると、熱心にメモを取っていました。
 予防方法については、どんな事に注意をしなくてはいけないかを職員間で話しあってもらいました。「食器や調理器具の保清方法」や「食材の調理方法や工夫」「残り物の保存方法」等いろいろな予防方法が上がり、“利用者さんの家では当然気を付けないといけないが、日頃から食中毒の予防を心がけ自然とケアで活用できるようにしていきたい”という思いがあるようでした。
  次に、インフルエンザについて勉強しました。インフルエンザは毎年全員が予防接種を受けていますが、今回は、予防策としては、「はやってる時は人の大勢いる所には行かない」「マスクを着用する」「体調管理をしっかり行なう」等の再確認を行い、また「体調不良の際はすぐに受診する」「完治してから仕事を再開する」などの確認も行いました。
 今回、食中毒や感染症の研修会を行い、私達が媒介とならないのは勿論ですが、利用者さんに安心してもらえるよう、その予防の支援を行なっていきたいと思います。