お知らせ

第71回合同研修会

今回は、プライバシー保護・個人情報保護法と接遇についての勉強会を行ないました。
プライバシー保護・個人情報保護法について、事業所として、各職員が周知しなければならないこととして伝えました。また接遇については、人生の先輩であるご利用者への関わりを振り返るという目的で、今回の勉強会を行いました。
 まず、プライバシー保護の義務について、ご利用者やご家族との会話などから知り得た情報は、よりよい支援につなげるために得るものであり、情報が漏れることにより、不利益を与えたり、尊厳の侵害となってはならないことを再確認しました。
 そして、個人情報保護法については、本人の了解無く流用や売買、譲渡は法的に規制され、情報の管理を行う義務が発生し、これを守らないと罰則があるという説明を行い専門職としての自覚を高めて頂きました。
次に、接遇で大切な挨拶・言葉遣い・表情と態度・身だしなみについて、マニュアルを基に、みんなで考えました。
挨拶は、「その日の印象が決まる声かけなのでハッキリと言う様にしている。」
言葉遣いは、「声の大きさや速度に注意して、丁寧に敬語で伝えるようにしている。」
表情と態度は、「安心感を与えられるような表情、心に寄り添うような態度を心掛る。」
身だしなみでは、「動きやすく安全に配慮した清潔感のある服装を選んでいる。」という意見があがりました。接遇を意識したコミュニケーションは信頼関係を築く支援のきっかけになるという振り返りにもつながりました。
今回の勉強会では、ご利用者との良い関係を築く為のルールとマナーの大切さを学ぶ事が出来ました。個人情報を大切に扱い、関係作りの理解を高め、コミュニケーション能力の向上にも視点を向けることができた勉強会でした。