地域ケアセンター 活動報告

健康で長生きするための食生活 ~低栄養の予防について~

この日は、会場周辺から44名の方にご参加頂きました。
 はじめに、日本人の長寿を支える「健康な食事」を皆さんに理解していただくために、食材をエネルギーの源となる炭水化物や油脂類の「黄」、筋肉や血液をつくる肉や魚、大豆製品などのタンパク質の「赤」、体の調子を整えるビタミンやミネラルの「緑」の3色に分けてバランスよく献立を考えることをお話してくださいました。
 その中でも今回は、「低栄養の予防」に焦点をあてて伝えられました。低栄養はタンパク質の「赤」やエネルギーの「黄」が欠乏した状態であり、特に、簡単な食事になりがちな高齢者世帯でのリスクは高くなるそうです。そこで、簡単に栄養をプラスできる献立の工夫や、最適なおやつ、栄養補助食品の活用が紹介されました。
 最後に、食べ物が噛みにくい、痰がでやすい、体重が減ってきたといった方も、「低栄養」の注意が必要だと伝えられました。
 都築さんから、美味しく食べられていることが大切と伝えられると、「それなら大丈夫!」と参加者同士で、楽しく食事作りの工夫などを話さてれていました。