地域ケアセンター 活動報告

第2回 生活・介護支援サポーター養成講座

「元気に 楽しく」を合言葉に第2回 生活・介護支援サポーター養成講座を8日間開催し、新たに17名のサポーターが誕生しました。
既に地域で活躍されている、第1回の修了生の協力もあり、地域で活躍していただく為の知識や技術をグループワークや演習を取り入れながら共に学びました。
地域に安心を与えられる人材養成であることはもちろんのこと、サポーター自身の意欲の向上や、本人の生きがい作りにつながり、安心して暮らせる地域づくりの輪が広がると感じています。
初日
御所市 福祉部長の挨拶から始まり、御所広報で募集した22名の受講生の自己紹介を行いました。全員が「安心して暮らせる町にしたい」という熱い思いをもって参加されています。
高齢化社会の現状や地域で起っている問題を背景に、ますます住民同士の助け合いが大切なことを伝え、実際に地域活動で地域が再生した町を紹介しました。
2日目
AEDの使用方法や心肺蘇生法など積極的に実践で学びました。防災については、日頃の備えと高い意識を持つ必要があると改めて感じる内容でした。
3日日
介護保険など福祉制度について紹介した後、地域活動について学び、第1回の修了生の山口さんに、昨年の養成講座終了後に始めた「高齢者の見守り活動」についてお話しして頂きました。
4日日
福祉マップについて学び、グループで、地域活動について話し合いました。今やっている地域活動の他、やりたい活動など、前向きな意見が上がり楽しく受講生同士の交流の場となりました。
5日目
認知症サポーター養成講座を受講し、認知症について正しく学び、何か特別なことをする人ではなく、偏見を持たず認知症の人やその家族を見守る方の事だと学びました。
会場には東川市長も駆けつけてくださいました。
その他、地域の身近な相談窓口の紹介を地域包括支援センターの方から寸劇で楽しく伝えられました。
6日目
サポーターとして、地域で活躍する際、知りえた情報を話さない基本的マナーを理解していただきました。
また、「価値観」の違いを改めて実感していただけるようグループワークを行い、相手の考えや気持ちを理解することの難しさや、自分の思い込みで人と関わっていることが多くあること再認識していただきました。
7日目
コミュニケーションの基礎として、「聴く」姿勢の大切さや、伝えること、伝えてもらうことの難しさを体感できる演習を取り入れました。
 そして、昭和の懐かしい時代を写真や音楽から自分の過去を振り返りながら、自分史の作成に挑戦し、「老いる」ことの理解をふかめました。
グループワークで、地域で困っている事や自分たちが今から出来ることを活発に意見を出して頂きました。
最終日
基本的な介護技術を演習を通して学びました。椅子からの立ち上がり、車椅子の操作の方法など、介護する側、される側を実際に体験していただき、本人の残存能力を生かす介護の大切を学んでいただいた。
基本的な知識やコツを知らずに行うことの怖さや、知って体験することで安全に行うことが出来ることを実感していただきました。