地域ケアセンター 活動報告

6月健康教室のご報告

「笑い」の効果
~ラフターヨガ(笑いヨガ)に挑戦~
 はじめに中村看護師から「みなさんは最近いつ、どれくらい笑いましたか?。誰かの笑顔に元気付けられる経験がある方も多いのではないでしょうか。今日はラフターヨガ(笑いヨガで笑いの効果を実感してみてください。」という言葉と笑顔からスタートしました。
 「ラフターヨガに挑戦というタイトルですが、難しいことはありません。とにかく笑ってみましょう。」と、まずは1分間ひたすら「笑う」体験をしました。「アハハ。アハハハー」と、中村看護師の笑っている姿に誘われて、参加者全員が、とにかく大きな声で笑い続けてみました。「1分間笑い続けることって日常ではないんですよ。お腹がよじれるほど笑うと、全身の体操になります。」と伝えられると、笑い終えた参加者の皆さんはお腹をさすりながら納得の表情をされていました。
 ラフターヨガとは、一九九五年にインドで誕生した、ヨガの呼吸法と笑いのエクササイズを組み合わせた健康法で、世界65カ国以上、40万人以上の人に広がっているそうです。更に「笑い」にはリラックスや脳の活性化、免疫力アップやストレス解消など健康にいい効果が科学的に証明されているそうです。その効果は、作り笑いでも同様に得られるという驚きの情報があり、とにかく「笑い」には優れた効果があることが伝えられました。
「ホッホ。ハハハ!」と手拍子でリズムを取り、「ヤッターヤッターイェーイ!」と元気に身体を動かしながら後半が始まりました。
 会場の皆さんは、少し照れた表情の方もおられましたが、中村看護師や周りにつられて自然と大笑いされていました。顔の体操になるものや、呼吸を意識して行うものなど、5つのラフターに挑戦しました。最後はゆったりとした音楽の中で呼吸を整えるようリラクゼーションを行うと、終了する頃には来られた時よりもスッキリした表情になっておられたようでした。
 感想を皆さんに聞いてみると、「心も身体も軽くなった気がする」「若返った気がする」と、早速効果を感じられた言葉をたくさん聞くことができました。また、「以前から興味があったので今日参加出来て嬉しかった」と笑いの効果に大きな注目が集まっていることを感じた健康教室でした。