地域ケアセンター 活動報告

8月健康教室のご報告

8月の健康教室は、日本人の生活と切っても切れない暦について、在宅介護支援センターからお伝えしました。
 まず、現在使用されている太陽暦の歴史が紹介され、次に、「二十四節季」という言葉が紹介されました。これは、一年を四つの季節に分け、更にそれぞれを6つに分けたもので、今でも立春・夏至・冬至など季節を表す言葉として用いられていると説明がありました。また、節気と風習について、「太陽が出ている時間が一番少ない冬至は、風邪を予防するために、身体を温めるカボチャを食べる」など、風習には、理由があり、日本人が四季と共に生活してきた事に会場から感心の声があがりました。
 参加者の方に暦にちなんだエピソードを尋ねると、春から夏への変わり日に体調不良を起こしやすいことを防ぐため、端午の節句に菖蒲湯に入りますが、その時、「孫がお風呂に野菜が浮いていると言って笑った」という微笑ましいお話しを披露して下さいました。
 季節ごとの伝統的な習慣には、健康の秘訣が詰まっていることが伝えられ、改めて、古きよき教えを見直す健康教室でした。