介護職員教育
社会保障制度改革が進み、介護の役割が大きく変化し続けている中、私たちにはご利用者の満足と自立支援をささえる専門職としての質の高い技術・温かみのある心のこもった介護を実践することが求められています。鴻池会介護職には、奈良県下第1号として設立された「鴻池荘」での介護の役割を継承しながら、地域から求められるニーズにこたえるための介護力のレベルアップを図っていくことが求められています。鴻池会では、介護職のキャリア支援をささえ、介護職員として自己実現することを目的に教育システムに取り組み、「鴻池会介護職員ラダー教育」を構築しています。多くの介護職員が、やりがいを感じ、活き活きと介護を実践することができるように支援しています。
「臨床介護実践能力」の構造
鴻池会介護教育システム
「鴻池会職員教育」及び「鴻池会介護職員教育」を基礎とし、介護職が活き活きと「介護」を実践できるように、ラダー教育を取り入れています。ラダー毎に到達目標が決められており、それに沿って教育計画が立案されています。最終的にはなりたい介護職になることを目的に自主的に教育を受け、自己実現・自己自律を果たします。
介護職員認定制度へもトライし、認定介護士としてスペシャリストの道を達成する支援も行っています。

新入職介護職員教育
新入職者には、採用初日より6日間にわたって、介護教育新人研修を実施しています。
介護倫理や生活援助技術の指導を通し、先輩介護職員とのコミュニケーションを図り、人間関係の構築を目指しています。配属部署では、リーダー・主任・係長に援助技術をはじめ、コミュニケーション技術等、OJTを通じて教育する体制をとっています。

鴻池会介護職員教育ラダー到達目標
| 能力 | レベルⅠ | レベルⅡ | レベルⅢ | レベルⅣ | レベルⅤ | レベルⅥ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 介護 実践能力 |
基礎介護ケアを助言のもと実施できる | 基礎介護ケアをご利用者の状況を判断し、あるいは多職種の指示に基づき実施できる | 介護ケア全般理解し、ご利用者の状況を踏まえ、多職種と共に計画し実施できる | ご利用者の理解をし、介護計画を立案し介護過程を展開する | ご利用者の理解をし、介護計画を立案し介護過程を展開するとともに基礎介護ケアについて他者指導できる | 管理的視点に立ち、介護ケア実践に責任を持って実施・評価を行う事ができる |
| 組織的役割 遂行能力 |
|
|
|
|
|
|
| 倫理的意思 決定能力 |
ご利用者理解を深め、立ち振る舞いができる | ご利用者の尊厳を守るための行動ができる | 倫理的問題に気づき、改善策に取り組む事ができる | 助言を得て倫理的問題に対する意思決定ができる | 自らが倫理的問題解決の意思決定に参加し解決に向けた行動ができる | 部署内・組織内で起こっている倫理問題を引き出し改善策の実施をする |
| 社会人 基礎力 |
社会人として必要な能力を知り、基本となるマナーを身に付ける | 社会人としての責任・協調性を認識し、基本となるマナーを身に付ける | 社会人としての責任を持ち健康を維持し、自立して行動できる | 社会人・組織人として、教養を身に付け、スタッフの模範となって行動できる | 院内はもとより、他施設や地域とのネットワークを広げ、活動する事ができる | 院内外にネットワークを持ち、共通目的達成に向けての活動が出来る |
| 自己教育力 | 介護にたずさわるものとして自らが学習する必要性を理解できる | 介護にたずさわるものとして必要な知識・技術を身に付けるために自ら進んで学習する | 介護職として自分の課題を知り、積極的に取り組む | 日常行われている介護実践の根拠を学び、介護の質向上を目指し学習する | 日常行われている介護実践の根拠を学び、学習し新しい取り組みが出来るように研究的意識をもって取り組む | 自己のキャリアプランに沿って学習を推し進めていく |
介護のおしごと5つの魅力
-
感謝の言葉を頂ける仕事
介護をさせて頂いたあとに「ありがとう」 という感謝の言葉を頂けることがあります。気持ちのこもったこの一言を頂くと、やりがいを感じます。
-
感動に出会える仕事
高齢や疾病で、思うように身体が動かなくなっても、日々の暮らしの中で目標や希望を持って、進む姿・その頑張りに感動します。
-
格好いい人生の先輩に出会える仕事
高齢期を迎えた人生の先輩は、数々の経験を重ねています。そんな生き様を直接教えて頂き、尊敬とともに、自分が生きるヒントをもらえます。
-
家族にも寄り添える仕事
介護が必要な方は、本人だけでなく、ご家族も悩んでいることがあります。ご家族の負担軽減を支援する事で、本人だけでなくご家族も笑顔にする事ができ、役に立てたと感じます。
-
可能性のある仕事
超高齢社会を乗り越えるために、自らが、介護ロボットやICTなどの先進的な道具や考え方を活用して、新しい物を作り上げる事で、専門性も強化できます。