お知らせ

ヘルパーステーション第96回 合同研修会のご報告

私たちが、その人らしい生活や活動をして頂く為に、どのように自立や介護予防の支援に繋げているのかを学ぶことを目的に「今求められる介護予防への取り組み~訪問リハビリテーションの視点から~」がテーマである公開研修会に参加させていただきました。
今回の研修会では、ご利用者のQOLの向上の為に、動作能力や環境など多くの視点での訪問リハビリテーションの評価が重要となり、それが介護予防や自立に繋がっていく、リハビリ前置であると感じ、研修で学んだことで、私たちのモニタリングの視点が深まり、ご利用者との専門職としてのかかわりが、家庭や地域の中で生きがいや役割を持って生活していただけるという事を学べました。
また、地域包括ケアシステムの実現に向け、ご利用者と接する機会が多い私たちが、ニーズを聞き取り、医療・福祉の専門職と連携を行い、地域全体の自立や介護予防につなげていく事が今後の私たちの役割になるのではと感じました。
参加した職員からは、「ヘルパーとして、ご利用者さんが望んでいる生活を支えていく事が大切と思った」「住み慣れた家で安全に暮らす事がご利用者さんの前向きな気持ちに結びつくと感じた」「ご本人が求めている事をキャッチするという大切さがわかった」「予防給付が地域支援事業に移行する事で必要なサービスが受けられるのかが心配」「ご利用者さんの声を聞き取り、状況を確認し地域の中で自分らしく生活して頂くため地域住民みんなで支える取組みが必要と感じた」などの意見があり、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に受けられる地域包括ケアシステムの構築が重要となる今後、専門性を常に意識して、ご利用者のやってみたい事を実現する為に、私たちは地域で何ができるのかを考えて取り組むことが出来るヘルパーステーションでありたいと思います。