地域ケアセンター 活動報告

ミニ健康教室

今回のミニ健康教室は、いつも健康教室の案内させていただいている大正地区民生委員さんより、2ヶ月に一回の定例会で勉強会をしてくれませんか?と声をかけていただき、7月29日10:00中央公民館で開催させていただく運びとなりました。地域ケアセンター大杉次長は、今回のミニ健康教室の対象者が民生委員さんとの事もあり、援助を必要とする者が福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助を行うこと。(民生委員法 職務 第14条 1項の(3))に役立てていただければと高齢者に対する福祉サービス、介護保険サービスの説明や御所市の介護保険サービス事業所の案内を伝えさせていただきました。そして、今日のメインテーマ「認知症」について、渡辺 謙主演「明日への記憶」でアルツハイマーと告知をされる場面や若年性認知症の父親を持つ家族の一場面を紹介し、民生委員さんからは「どのように受診をすればいいのですか?」との質問に、かかりつけ医に相談することや、専門医の紹介をさせていただきました。また、厚生労働省「認知症を知り地球をつくる」キャンペーン認知症サポーター100万人キャラバンの案内をさせていただきました。認知症を正しく理解してもらい、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になってもらい、友人や家族にその知識を伝えてもらうなど自分でできる範囲で手助けをするサポーターを養成するキャンペーンです。養成講座を受けると誰でもサポーターになれ、オレンジリングのブレスレットが連携の「印」になると説明をさせていただきました。民生委員さんからも「どうすれば、養成講座を受けられるのですか?」との質問があり、「少人数でも希望があれば、養成講座を受ける事ができ、地域包括支援センターに尋ねてください」と伝えました。御所市ではまだ養成講座が開かれていません。大杉次長の「認知症になっても、安心して暮らせる街づくりが大切です。」との言葉がとても伝わったミニ健康教室だったと思います。
さて、鴻池の職員の皆様も、「認知症サポーター養成講座」に参加しましょう。「認知症サポーター」として、オレンジリングをつけてください。