地域ケアセンター 活動報告

認知症サポーター養成講座のご報告

今回の認知症サポーター養成講座は地域包括支援センターのみなさんによる寸劇から始まりました。
 認知症の方を地域で支える認知症サポーターや地域包括支援センターと在宅介護支援センターとの連携を、分かり易く、楽しく伝えられ、会場は皆さんの笑い声が絶えませんでした。その後、鴻池会のキャラバンメイトである松村さんより、老化によるもの忘れと、認知症による記憶障害の違いについてや、認知症になれば共通して起こる中核症状と、周囲の関わりによって個人差が生じる行動・心理症状についての講義がありました。  
 また、認知症予防については、手や指を使った頭の体操を行ない、その他、認知症になると衰える記憶や判断能力を評価する問題を参加者全員で楽しく挑戦しました。
住み慣れた地域で安心して暮らせる街づくりの事例の紹介もあり、認知症についての正しい理解はもちろん、今回受講された71名のサポーターの皆さんには、もう一歩「私たちに出来る事」を考えてい頂くきっかけとなる講座となりました。