地域ケアセンター 活動報告

12月健康教室のご報告

12月の健康教室は、支援センターの一年の活動にご協力頂いた皆さんへ感謝の気持ちを込めて開催させて頂きました。お集まり頂いた方のお顔を拝見すると、今年の健康教室での様々な出来事が思い出されました。また、今回初めて広報を見て参加して下さった方や久しぶりに参加して下さった方などもおられ、支援センターの活動が様々な方に支えられていることを改めて実感しました。
 前半は、御所おはなしの会の方から3つのお話を伝えて頂きました。お揃いの服にサンタクロースのブローチを付けて登場され、おはなしの会では恒例の、大きなロウソクに火を灯すところから始まりました。 お話のひとつ目は、御所市玉手が舞台の「およし狐」2つ目は、弘法大師のお話で「あとかくしの雪」、最後は、この季節にピッタリのお話で「笠地蔵」を紙芝居で伝えて頂きました。 参加者の皆さんは、ロウソクに灯ったあたたかい光の中で、優しい声でゆっくりと語られるお話に耳を傾けておられました。「懐かしいなぁ」「玉手のあの神社の話なんやな」と自分たちが住む地域に伝わるお話に、特別な気持ちで聞かれている様子でした。
 後半は、お茶会を開催しました。はじめに、茶道同好会の田村さんより「今年も元気に無事に過ごせたことに感謝して、お茶を頂いてください。」とご挨拶があり、杉村さんのお点前でお茶が点てられました。お菓子には椿などこの時期らしい形で季節を感じて頂きました。お点前中は、杉村さんの綺麗な所作に背筋を正して見入っておられる様子でした。それぞれにお茶が配られると、和やかにお話をされながら、「お茶碗は回すんかぁ?」
と作法を気にしながらも楽しい雰囲気でした。最後に田村さんから、「お茶の作法は、流派によって様々ですが、楽しんで美味しく頂く事が大切です。」とアドバイス頂きました。
 今年も、多くの方に支えられて活動できたことに感謝しながら、元気に楽しく、平成26年を締めくくりました。