地域ケアセンター 活動報告

6月 健康教室のご報告

6月の健康教室は、一日を元気に過ごすためのポイントをお話しして頂きました。まず、人間は「アーカディアンリズム」と呼ばれる無意識のうちに一日のリズムを取る体内時計の様な機能があり、規則正しい生活が重要となるそうです。そこで、参加者のみなさんに一日の過ごし方を振り返って頂いたところ、「ダラダラと過ごしているのに、月日の過ぎるのが早い」「など、生活習慣で気になる点が上がりました。
 そこで、元気な体作りのポイントを「身体・免疫力・精神・食事・睡眠休養」の5つのキーワードを基に具体的な方法が伝えられました。まず「身体」では、血圧や血糖値の一日の変動を参考に効果的に運動するタイミングが紹介され「免疫力」の維持や向上では、風邪など体調不良への抵抗力を高める為に、歯磨きや手洗いが重要であるということ、「精神」は、自分を心地よい状態にするリラクゼーションの時間が心身にとって大切で、ストレス解消や疲労回復、よく眠れる等の効果があるということ、「食事」は、バランスはもちろん、野菜→お魚→ご飯と、食べる順番を意識することで栄養の吸収率アップや食べ過ぎの防止が出来るということでした。最後の「睡眠・休養」では、室温や照明などリラックスできる環境を整える工夫などを紹介して頂き、一日の規則正しい生活を見直す良い機会になりました。
 後半は、椅子に座ったまま、音楽に合わせて手と足を使って運動する「すわろビクス」に挑戦しました。参加者のみなさんは、映像やスタッフの見本を参考に、音楽と堀田さんの大きな掛け声に後押しされながら元気よく足踏みや手を伸ばしながらリズムよく運動されていました。4分間の運動がとても長く感じ、終わった時には身体が熱く汗をかくほどでした。
 最後に、「普段の散歩も、呼吸方法を腹式呼吸を意識することで、効果的な運動になり、更に手や足に動きを加えることで、肩こりの解消や筋力アップにつながります。」と、日常生活に取り入れられる運動の工夫も紹介して頂きました。今回の「自宅で出来る簡単リハビリ」は、日常生活を元気に過ごすための工夫がたくさん伝えられた健康教室でした。