地域ケアセンター 活動報告

11月「自宅で出来る簡単リハビリ パート4」~体のバランスは保てていますか?

11月21日(土)鴻池荘 サテライト 蜻蛉で「自宅で出来る簡単リハビリ パート4」~体のバランス保てていますか?~とのテーマで秋津鴻池病院 リハビリテーション部 宮下敏紀 理学療法士よりお伝えさせていただきました。
はじめに、宮下理学療法士から、年齢を重ねることで体が変化し転倒の危険性が高くなる。加えて、疾患や服用している薬にも転倒と関係するものがある。転倒しない体を目指す為には、「バランス」がキーワードとなるそうです。「バランスが良い」とは、筋力や柔軟性、反射などを上手く使うことだと伝えられ、先ず、ご自身の「バランス」を知るため手足の動きの簡単なテストを行いました。テストは動きのスピード(回数)だけでなく、丁寧さも重要なポイントだと伝えられました。
 「こけない体」を目指すには、運動を継続することで効果があるため、興味のある活動や趣味、生涯学習などを生活の中に上手く取り入れることが大切だそうです。積極的に運動を継続することは、「こけない体づくり」だけでなく、体力低下予防や認知症予防、引きこもり予防なども期待できるそうです。
 次に自宅で出来る簡単な体操をいくつか紹介していただきました。椅子に座ったまま行えるストレッチなど、体の柔軟性を高める体操や、つまづかない為の足を持ち上げる力を鍛える運動などを紹介していただきました。参加された方は宮下理学療法士の動きを真似ながら真剣に取り組まれていました。
 転倒の原因には、体のバランスなどの他に生活環境のつまづきやすい段差や照明など転倒する危険がある環境を改善する重要性を伝えていただきました。
 参加された方は積極的に質問されるなど、リハビリや体力維持の関心の高さが伺えました。
 
今回の健康教室はオープンしたばかりのサテライト蜻蛉で開催させていただき、26名と多くの方に参加していただくことが出来ました。冬本番を向え、寒さの余り身を縮めて歩いていませんか?幾つになっても毎日元気に過ごすために体操を続け「こけない元気な体」でいたいものですね。
次回の健康教室は、12月19日(土)
 池之内区自治会館にて 「懐かしいお話を聞かせてください パート3」
   ~一服のお茶と御所の昔話~とのテーマで、懐かしいお話と一服のお抹茶で楽しい時間を過ごしていただければと思います。
 皆様お誘い合わせの上是非ご参加下さい。