地域ケアセンター 活動報告

3月 みんなで楽しくおやつ作り ~さくら餅作りに挑戦~

3月の健康教室は初めてお菓子作りに挑戦しました。当日は春らしいぽかぽか陽気で、この時期にピッタリの桜もち作りを行いました。エプロン姿でやる気十分で会場にやってこられた方、急遽、友達を誘いに戻られた方など普段の健康教室とは違った雰囲気で始まりました。
 桜もち作りの手順を簡単に紹介した後、早速3つのグループに分かれて協力しながら作業をして頂きました。まず第一難関は、お餅を桜色に色付けをする行程です。食紅をお湯に加えるのですが、理想の色にするのは難しく、慎重に「これくらい?」「入れすぎた!少し捨てて、お湯を足そう!」「そこの班の色が一番やな~」など賑やかに楽しい雰囲気で進みました。次に、あんこを10等分し、丸めておく作業ですが、同じ分量になる様に几帳面に分けていたはずが・・・「9個しかない!10個にしたはずやのに!なんで~」といったハプニングもありました。しかし、分量外のあんこを足すという奥の手で解決し、最終工程の製形では、桜の葉っぱで包んだ途端に「こんなん、こんなん」とイメージ通りの桜もちが出来たことに感激されていました。「あんこが見えても葉っぱで隠れるから大丈夫」など言いながらも慣れた手つきで楽しそうに次々に完成させてゆきました。
 お楽しみの試食では、温かいお茶と共に出来たての桜もちを参加された方全員で輪になって作業の工程を楽しく振り返りながら、「葉っぱの塩加減が美味しいね~」「簡単に出来たね~」「もう一つくらい食べたいわ~」「次は柏餅を作らないとね」など賑やかに時間を過ごしました。
 最後に、「春の小川」と「春よ来い」の2曲を手話を使いながら、全員で合唱しました。 地域の方同士のつながり作りのきっかけを目的に行った3月の健康教室は、調理実習を通して、桜もちに、歌にと、春をいっぱい感じながら話の花が咲いた時間になりました。この様な時間を大切に、地域住民同士のつながりが深く広がってゆくことを願いながら終了しました。