地域ケアセンター 活動報告

4月 健康教室ご報告

4月の健康教室は、 「楽しく健康で過すための情報」として、“笑”をテーマに訪問看護師から伝えて頂きました。 
 初めに、「心と身体の関係は密接で、心の健康が損なわれることで、アルコール依存症などの行動障害や、円形脱
毛症や下痢などの心身症を引き起こすことがあり、心の状況は身体に大きく影響される」というお話がありました。
 その後、心と身体の関係は、悪いことばかりではなく、「笑顔」は、①免疫機能の活性化 ②幸せを感じるホルモンの分泌 ③血糖値の正常化 ④脳の血流促進 ⑤ストレス解消 ⑥血行促進など、医学的にも証明されている「笑顔の効果」を紹介して頂きました。
 先ずは、笑うネタがなくても笑顔を作ってみることも効果があるそうです。
 そして実際の生活を「笑う生活」に変化させるポイントとして、楽しかった事を思い出したり、誰かと前向きな話をしたり、季節の変化に気づき小さな喜びを見つけるなど、自分次第で広がる「笑顔」のヒントが伝えられました。
 辺志切看護師は、写真を撮ることが趣味で、最近撮った満開の桜の風景や、今は離れて暮らす大好きなおばあちゃんの写真を披露して頂きました。辛い事があった時は、おばあちゃんの写真を眺める事があるとお話されていました。
良いところ」を書き出してみることになりました。鉛筆を片手に初めは考え込んでおられる様子でしたが、会場へ問いかけてみると「考えた事もなかったけど、悪いことはすぐに忘れるところかな」 「クヨクヨしない所」などと少し照れながらも笑顔でお話して頂き、会場は活発で明るい雰囲気でした。
 最後に「お腹を抱えて笑う」を実際にして頂く為に、綾小路きみまろ氏の漫談を聞かせて頂きました。軽快な口調と楽しい内容に、みなさん大笑いしておられました。
辺志切看護師からは、「今日は初めて、お話をさせていただき緊張しましたが、みなさんの笑顔と、一生懸命に聞いて下さる姿に感動しました」と締めくくられました。毎日を健康に過ごす為に、楽しい事を見つける名人になっていただきたいと思う健康教室でした。