地域ケアセンター 活動報告

5月 健康教室ご報告

今回は、秋津ヘルパーステー ションの介護福祉士森岡さんを講師に、車いす操作について学 びました。
 はじめに、車いすの仕組みや操作や介助前の確認など基本的な知識についてお話されました。
 そして、「介護技術を学ぶ時には、先ず介護される側の気持ちを知ることが重要です。」と伝えられ、参加者の皆さんには、どちらの体験もして頂きました。
 段差や坂道の操作では、皆さん苦戦されている様子でしたが、森岡さんからのアドバイスで、繰り返し練習してゆくと、車椅子に乗っておられる方から「だんだん怖さが無くなってきた」という声が聞かれ、また、「段差や下り道では、体全体を使うと、女性でも身体の大きな男性を介助することができるんですよ。」 と森岡さんがお手本を見せると、 ご夫婦で参加されていた方がご主人を車椅子に乗せ、その感覚を実感しておられました。
「見てるのと、やってみるのとは大違いやな」という声も聞かれ、今回のような実践を通して学ぶ機会を重ね、支え合う気持ちの大切さと、災害時の助け合いなど、自然に声を かけあえる地域づくりに繋げていきたいと感じた健康教室でした。