精神科療養病棟(東4・北2階)
精神科療養病棟(東4階病棟)
部署の目指す姿
精神疾患の慢性期の患者さん、認知症患者さんの受け入れをし、精神科の専門知識、技術と、高齢者への看護、介護を提供します。
部署における看護の責務
精神科・認知症患者の看護実践することでスタッフの看護能力を高めることができ、多職種との連携をはかり在宅復帰、施設への退院へとつなげます。
法人の強みに対して
病棟での日常生活の中で、ADLの低下予防につとめ残存機能への働きかけ、老年期精神病・認知症患者を受け入れ ることが出来ます。
部署の強み
高齢者・認知症患者に対応出来る技術、能力が身につく精神症状に対して専門的な看護の提供を実践します。
精神科療養病棟(北2階病棟)
- 病棟
- 北2階(精神科療養棟・診療報酬点数 1090点/日)
- 許可病床数
- 58床(3月9日時点で53床)
- 構造(3階建ての2階)
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- 1)中央配管:なし
- 2)病室数:5床→9室 2床→4室 3床→1室
- 3)特殊浴槽の有無:無 ただし隣接病棟の中二階に設置の機械浴を使用(5名)
- 4)その他:(保護室など):無
- 法人内での役割
(部署の目指す姿・責務) - 法人理念のもと
多職種と連携し患者、家族が安心して社会復帰に臨めるよう退院支援を行う
精神症状やそれに伴う生活の障害をアセスメントし、「自分でできる」ことの維持、習得に向けて援助する
長期入院の疾患をもつ患者に対し安定した療養環境を提供する
*長期療養患者をはじめ、入院病棟からの長期的治療対象となる患者さんの受け入れや高齢者のケア、次のステージ(施設)への調整等の役割も担っている(2018年度は施設退院4名自宅退院1名) - 患者(利用者)層
(疾患など) - 平均年齢69歳。60歳以上の方が約85%。
疾患別には約60%は統合失調症。その他にアルツハイマー型認知症、精神遅滞、老年期精神病や非定型精神病となっている。
疾患に関係なく、何らかの骨折暦のある方もいる。 - その他特殊性
- <パスの使用、NMスケールで評価など>
GAF スコア - 求められる能力
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- ①精神症状の異常に気づく力(健康的側面と病的側面の区別が出来る)
- ②悪化と危険の予測が出来る力
- ③思いやりと熱意
- ④患者家族の置かれている状況についての理解・社会資源についての知識・他職種間とのミュニケーション能力
研修内容(テーマ) | |
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行動制限最小化 精神科臨床の身体報告について考える (日精看 奈良県支部研修会伝達) |
支部研修会で得た内容を再学習 |
排便コントロール | 事例をもとに「排泄へどうかかわっていくか」を 排泄委員を中心に学習 |
MSE (メンタルステータスイグザミネーション) | 精神専門看護研修コアメンバーを中心に学習 |
倫理的問題 | 自部署の現状と課題(ラダー研修と連動) |